新型肺炎対策初動評価

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1・対策の体制

  • 新型肺炎の対応策については、新型コロナウイルス感染症対策幹事会で決められている。
  • 幹事会の議長は沖田芳樹内閣危機管理監であり、これまでの対策の成否もこれからの対策の成否も、彼と彼を任命した安倍首相が負う。

新型肺炎についての一般的な議論を見ていると、根本的に理解が欠落して…

 

2・医者の意見が反映され難い

  • 現在の新型肺炎対策では最終決定に医者の視点が入りにくくなっている。
  • 専門家会議の設置は医療的意見の反映には繋がるが、専門家会議のメンバーも対策本部幹事会に入れるべきである。

新型肺炎対策は新型コロナウイルス感染症対策本部幹事会で本質的な議論が…

 

3・意思決定が後手に回った理由

  • 日本には危機対応のプロトコルが最初から存在した。
  • 初動において危機対応ガイドラインを使わなかったために、対応策が後手に回った。

日本の新型肺炎対策は初動が明らかに遅れた。それは新型コロナウイルス感染症対策本部の初会合が行われ…

 

4・現在の対策は危機対応のガイドラインに基づいている

  • 日本はまだ国内感染期の対策には移行していない。
  • 側用人の重用が対策の遅れの一つの要因になっている。
  • 今後の対策の成否は新型肺炎が収束してから判断するしかない。

現在の新型コロナウイルス対策本部もその下の幹事会も、最初から新型イ…

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